お気楽ナミの日常

「人生太く短く」がモットー。

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叱られない怖さ

生まれてから早ピーーー年

この歳になると、まわりから叱られることが少なくなる

あー快適・・・なのかな・・・?とふと思った出来事がありまして、

ちょっと考えてみたいと思います

※ここからはしばらくシンプル愚痴なので、飛ばしてもらって大丈夫です

 

***愚痴です***

部署にあまり仕事ができない後輩A君がいまして、

(反応・作業が遅い、消極的、とんでもないミスをするetc)

この4月から、在宅勤務をする場合は「原則前日」までに

部内に連絡する運用なんですけど

特段の事情もなく、平気で当日の朝連絡してくるんですね

で、1回目は「当日にすみません」とのお詫びもあったし、

なんとも思わなかったんですけど、

今日、平然と2回目やってきたので、さすがにイラっとしたんです

・・・前日にチャット一本送ることくらいできるよね?!

仕事ができないのはまだしも、できることをやらない人間には心底腹が立ちます

 

しかも誰よりも遅く業務開始して、誰よりも早く上がる

それはテキパキ仕事をしている結果ならいいんですけど、

頼んだ資料もいつまで経っても出てこない

(トレースかけて初めて「ここまでできててウンチャラカンチャラ~」とか言い出す始末)

 

こちらが話そうとすると遮って喋ってくるし

わかってないのに言い切るから、A君の後輩(新人)がその通り動いてミスしたことも

(もちろん悪いのはA君と皆認識しているので、新人へのお咎めはなかったはずです)

 

仕事上絡むのでコミュニケーションをとろうとランチに誘ったところ、

A君が大学の頃少し変わったスポーツをしていたと聞いたので、

「そのスポーツサークル、うちの大学にもあった気がするー」と言ったら

「〇〇大は聞いたことないですね、相当弱かったんですね」とか言っちゃう

 

しかも3年目くらいまでの若者ならまだ可愛げもありますが、

もう結構いい歳なんですよね

救えない・・・ほんとやだ・・・・・

***愚痴終わり***

 

とまあ中盤からは本編に関係ない愚痴満載でしたが、そんなこんなで、

「相手に期待してたけど、それが叶わなかった」ときに

人にはまず「イラっ」なのか「モヤっ」なのか、

なんともいえない「おや?おかしいな・・・」という感情が芽生えます

そして、「こうすればもっとよくなるはず」と思って

相手を叱ると思うんですよ

(ちなみに、ここでガーッと「怒る」タイプの人は、往々にして

「自分の思い通りにならなかったから」感情に任せて怒るだけだと思います)

 

で、そういう時によく

「他人に期待するのをやめましょう」

みたいなアドバイスがあって

それはおっしゃる通りだと思うんだよね

たしかに最初から相手への期待値を下げておけば、

イラっとしたり、がっかりすることもなくなるから

怒ることも、叱ることも、なくなる

いくら言ってもA君が前日に連絡よこさない問題も、

「こいつは何言っても聞かないんだ」と思っておけば

「ぁ、またやってんな」くらいで、そんなにイライラしないのかもしれない

 

でもそれって、要は「あきらめる」ってことだよね

私だって朝から嫌な気持ちになりたくないし、

叱るのだってエネルギーいるし

ただ、そうすると、叱られる側はどんどん諦められてしまう

どんどん信用されなくなって、ますます仕事ができなくなってしまう

そういうのって、たいてい静かに人は去っていくから

叱られないって、実は怖いことなんじゃないか・・・と

思ったりするわけです

 

私自身、叱られるのは好きではないですが

(好きじゃないのに叱られたことは何遍もありましたが)

そうやって考えると、叱られるのって実は

「高いレベルのことを求められている」

「(まだそのレベルに届いていないが、)自分ならできると期待されている」

ってことなので

ありがたいことなのかもと受け止められる気がします

とかいいつつ、実際叱られたらそれはそれでへこむんだろうな←

 

そして、自分が叱る側の場合

私は今までイラっとしたとしても

あんまり叱ることもせず、まあ言ってしまえば放置してたんですけど

そのままだと下は育たないだろうなと

かといって、お小言おばさんにはなりたくないので

冷静に「叱る」ことで「期待」を示せたらいいのかなあと

 

・・・

 

・・・なーんて書いてみたけど、

できる子は何も言わなくても勝手にできるようになるし

できない子はいくら言ってもだめなんだよねーー

と、身も蓋もないことを言って締めてみるのでした( ˘ω˘ )

 

では( ˘ω˘ )スヤ