お気楽ナミの日常

「人生太く短く」がモットー。

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強制シャットダウン

急に怖い話するね。
 
”自分が「うつ」になんてなるわけない”と思いますか?
 
精神疾患を有する総患者数は、614.8万人*
日本の総人口が1億2,409万人*
すべてがうつ患者ではないけれど、顕在化している数だけで人口のおよそ5%
佐藤、鈴木、高橋、田中ぜんぶの名字合わせた人数*くらい。めっちゃいる
 
しかも精神疾患はちょっとやそっとじゃ病院に行こうとも思わないので(私です)、
潜在的な患者も含めるとケタ違いに人数は増えるはず
仮に倍の1,200万人としたら人口の1割、先程の名字ズに渡辺、伊藤、中村、小林、山本、加藤も全員入ってくる。めーーーっちゃくちゃいる
 
でもさ、この手の話って、なぜか「自分は大丈夫」って思っちゃうよね
まー仕事は大変だしストレスもたまるけど、酒飲んで寝りゃ大丈夫、とか、
うつ病チェックテスト的なやつバリバリ引っかかるけど、皆こんなもんっしょ、とか
 
でも、それで大丈夫じゃなくなる日が、来る。
 
私の場合、
・常に「私ってほんとうにダメだな、いなくてもいいよな」という考えに囚われる(関連エントリ⇒他人と比べちゃダメですか?
・「どうしよう。あれもこれもやらなきゃ…」と仕事に追われる
・帰りの電車とかで「なんでこんなに頑張ってるんだっけ…」と涙が出てくる
・シンプル寝不足
というのが常態化していて、それでも、『そんなのは仕事してる以上当たり前』だと思ってて。
 
いつも通り仕事して、帰って子どもの面倒見て、子どもが寝た後にPC開いて仕事して、っていう毎日
まあ、しんどいな〜とは、思ってたんですけど。
 
で、ある日の夜、もうクタクタでリビングのヨギボーで横になってたんですよ
あるあるですよね
 
そしたら旦那が「皿洗い手伝って」だかなんだか言ってきたんですよねたしか
で、私はへ〜いみたいな生返事をして引き続き横になってる
そして旦那はギャンギャン怒っている
これも日常茶飯事
 
すると次の瞬間、水かけられたんですよ。バシャって。コップの水。
 
一瞬何が起きたか分からなくて、気づいた時には大号泣
その時確実に心が折れました。自分で折ったと言ったほうがいいかもしれない
 
翌朝、仕事のPCを開いたら、涙が止まらなくなって、ほんとに何も手につかなくて
今までどんなに辛くて悲しいことがあってもここまでなったことはなかったから、
「いよいよこれはまずいかも」と思い、その日は休みをもらって病院へ
 
「うつ」でした。
 
診断書を貰って帰り、翌朝上司に泣きながら連絡をして、休職しました
いつも気丈な上司がオロオロしてたので、相当びっくりしたんだろうなと・・・
 
休職するにしても、もっとうまいやり方(?)もあったのかもしれないけど、
私は”強制シャットダウン”をするしかありませんでした
 
それから半年超休むことになるのですが、振り返ってみれば、
あの時立ち止まってほんとにほんとうによかったです
 
後日談ですが、カウンセラーに「受診してくれて本当によかった」と言われました
うつのテストがあるんですけど、私は「(最重度一歩手前の)重度」だったようです
 
旦那に水ぶっかけられたのは今でも許せないけど(だからこんなこと書いてる笑⇒ 不思議な生きもの)、立ち止まるきっかけにはなったし、
その翌日に「泣きながらでも仕事しなきゃ」と休まずに頑張り続けてたら、
今頃どうなってたかわからない・・
 
いま特に身体の不調がなくても、しんどいなーと思ったら受診してみるのも大事かなと思います
欧米ではそれがあたりまえ(経営者は専属のカウンセラーをつけていることもある)みたいですし
 
そして、頭が痛い、寝付けない、目が覚める、涙が出る、動悸がする、食欲がない、etc...なんらかの不調を伴う場合、
それは自分が思っているよりずっとずーっとまずい状態だと思って、今すぐ受診してくださいね・・・
 
病院にかかってからの話は、また書きますね
 
では( ˘ω˘ )スヤ