お気楽ナミの日常

「人生太く短く」がモットー。

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「ジココーテーカン」

「自己肯定感」という言葉が嫌いです

これにどれだけ苦しめられてきたか・・・

 

自己肯定感なんてものは、私にはないです

いまならハッキリ言えます

でもこれが、逆説的だけど、自己肯定というものかもしれないです

 

自己肯定感って、どうしても

「自分サイコー。どんな自分でも大好き☆」

みたいな感覚を言うようなイメージありますよね

ホスト界の帝王ROLAND様の

「俺か、俺以外か。」的なやつ

(ちなみにROLAND様のことはとても好きです)

 

自己肯定感をググってみると、

「他人と比較するのではなく、そのままの自分を認め、尊重し、自己価値を感じることができる心の状態を指します。」

とのことで、類語は「自信」

この時点で、わかる人にはわかると思うんですが、

「あーはいはい。自分を認めるなんてそんなの無理っす。」って心持ちになるんですよね

 

もう少し自己肯定感について掘り下げてみると

自己肯定感は以下の” 6つの感 ”で構成されるそう

 

自尊感情…自分には価値があると思える感覚
自己受容感…ありのままの自分を認める感覚
自己効力感…自分にはできると思える感覚
自己信頼感…自分を信じられる感覚
自己決定感…自分で決定できるという感覚
自己有用感…自分は何かの役に立っているという感覚

 

わたしの場合はこれらに囚われすぎて

「ありのままの自分を認める?それができたら苦労しないわ・・・」

「わたし自分で決めるの苦手・・・だからだめなんだ・・・」

「自分が何かの役に立ってる感覚なんて全くない・・・」

とか考えて、いちいち落ち込んでました

なんなら「自己肯定感は上げなくていい」みたいな記事もあったりして

「ん?いいの???んん?????」と

さらに迷走したこともあります

 

こうした概念をいくら勉強しようが、

「今日あった良いことを3つ日記に書きましょう」的なワークをやろうが、

自己肯定感なんて上がりません

 

それよりも、たったひとつ

私にとって大切な考え方があります

このたったひとつの考え方のおかげで、

自分を認められるようになりました

それは

 

 

「正解なんてない」

 

 

これだけです

 

たとえば、

〇自分が好き  ‪

✕‬自分が嫌い

だと思っていると

「自分が嫌いな自分」のことは、認められなくなってしまう

 

〇なんでもスパッと決める人

‪✕‬ウジウジと決められない人

と思っていると

「優柔不断な自分」のことは、認められなくなってしまう

 

でも本当は、

 

〇自分が好き

〇自分が嫌い

だし、

〇決められる

〇決められない

なんです

 

1+1=2のように

すべての物事には正解があるわけじゃない

サイコーな私でもサイテーな私でも〇なんだよね

と思えることが

自己を肯定するってことなのです

 

よく自己啓発本とかで

「仕事ができる人の特徴50」とか

「成功する人の特徴100」とかあるけど

あれをせっせと読んで何者かになろうとすることで、

かえって自分を見失ってしまうと思うんです

「仕事ができる人の特徴?知らんがな。私は私じゃい」

って開き直れるくらいが

ちょうどいいんじゃないかな

 

そういえば先日、とあるオンラインセミナーで

事前質問を出したら当日取り上げられまして。

管理職がテーマのセミナーだったんですけど、

私が「管理職はみんなスーパーマンすぎて私に務まる気がしません」みたいなこと書いたら

講師の方が、

「この質問者さん(私)はかつてとても優秀な上司に出会い、そう感じるようになったと思うんですね。ただ、自分は自分でしかないので、自分の管理職像を作っていけばいいと思います。・・・」

と話し始めて、「そりゃそうか」と腹落ちしました

 

どこまで行っても、自分は自分なんです

まずはそこを理解したうえで

じゃあなにが出来る、なにが足りないを「分析」し

「行動」を起こしていくことが大事です

それもわからずに「ジココーテーカン」を上げようと躍起になっているだけでは

ますます自己から遠ざかり、

苦しくなってしまいますよ

というお話でした

 

 

では( ˘ω˘ )スヤ