お気楽ナミの日常

「人生太く短く」がモットー。

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愛の話 幸福の話

美輪明宏さんの著書、

『愛の話 幸福の話』を読みました

最初は「スピリチュアル系なのかな・・・」と

内心警戒して読んでたんですが←、

結構納得できる内容も多かったので

おシェア申し上げます

 

個人的なハイライトは

 

” 愛は与えるもの ”

” 美しく生きる ”

 

というところ

まさに自分の足りないところだなあと反省

 

私は欲しがってばかり、貰ってばかりで

人に何かを与えるということを

あまりしてきていないと思う

たとえば、子どものことは可愛がっているけれど

親の都合で動かしてしまうこともあるし

感情的になって傷つけてしまうこともある

 

「愛は想像力」

「愛は与えようと思えば溢れ出てくるもの」

 

一朝一夕にできることではないけれど

自分が自分が、ではなくて

人を助ける、人の役に立つように動く、

そんな風になれたらいいなと

 

 

あとは、美しく生きること

例えば「浮世絵」が世界の画家に影響を与えたように

戦前の日本は、世界が羨むほどにあらゆる文化・芸術が栄えていたけれど、

軍国主義によってすべてが破壊されてしまった

それにより、人々の「美意識」が失われてしまったと

 

「美意識」は、美容やファッションのことだけを指すのではなく

たとえば仕事をするうえでも

「もっと相手に伝わるように、見せ方にも気を配ろう」

と考えたりするわけですよね

そういうの全部ひっくるめて、誰しもが持っておくと

よりよい人間関係が築けたりするものかなと

いまは無機質なものが街に溢れていて

本来人間に必要な文化、音楽、芸術、映画、絵画、文学、演劇から遠ざかり

皆が「心の栄養失調」になっている

そういうビタミンを摂りながら、美しく生きていく・・・

職場と家の往復だけで1日が終わる私ですが、

せめて休日だけでも、様々な芸術に触れてみたいです

 

他に印象的だったものとしては、

” ひとつ屋根の下に2人以上の人間が暮らすのは、忍耐と努力と諦め以外の何物でもない ”

” 冷静な理知が大事 ”

” 自分の容姿、容貌、好き嫌い、成功と失敗、長所と短所、過去未来、得手不得手、一つ一つ分析する ”

” いいかげんなヤツだと誰に言わせてなるものか。そんな自分に対する恥と誇り ”

” この世は悪意、ねたみ、そねみ、ひがみでできている ”

 

美輪さんって、その美貌はもちろんですが

(若い頃の写真がちょいちょい出てきますが、信じられないくらいハンサムです)

深い教養も持ち合わせていて

だからこそ、芸能界で息長く活躍されてきたんだなと

元々は貧乏暮らしで、とても苦労された過去もあるとか

そういう人がひとつひとつ紡ぐ言葉には、重みがありますね

 

ちなみにこれも図書館で借りた本です

タダでこんな知識が得られるなんて、

やっぱり本は素晴らしいなあと思いました

(最近まで全然本を読んでこなかったことが悔やまれる・・・)

 

では( ˘ω˘ )スヤ

 

【参考】

愛の話 幸福の話 [ 美輪 明宏 ]

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